国民審査用の裁判官実績データ
裁判官ごとに、判事の意見が分かれた判決5件のうち担当したものだけについてその裁判官の意見を並べています。
[1]鬼丸かおる氏
(1)衆院選・一票の格差
   違憲状態だったが、合理的期間内に是正がなかったとはいえない。(多数意見)
   「投票価値の最大較差が2倍以内という現在の基準は認められない。投票価値1対1を目指すべき」という意見も述べている。
(4)暴力団関係者がそのことを申告せずに「暴力団関係者お断り」のゴルフ場を利用したことは詐欺に当たるか
   当たらない。(多数意見)
   (4人中1人の反対意見は「紹介者が詐欺に当たる。被告はそれへの共謀」)
(5)参院選・一票の格差
   選挙は違憲。無効とすることなく違法であると宣言するにとどめる。(15人中3人の反対意見)
[2]木内道祥氏
(1)衆院選・一票の格差
   合理的期間内における是正もなかったので違憲(14人中3人の反対意見)
(2)性同一性障害者として男性への性別の取扱いの変更の審判を受けた人を父と認める件
   認める。(多数意見。「審判の件は第三者にとって明らかではないので父と認めない理由にはならない」と補足)
   (5人中2人の反対意見は「認められない」)
(3)自らした認知の無効を主張できるとした件
   主張できる。(多数意見。「真実に反する認知は無効であり,真実に反する以上無効を主張できる」と補足)
   (5人中1人の反対意見は「(認知が無効になった子は)日本国籍を失いフィリピンに強制送還されるおそれがあり,民法はこうした事態を避けるために,認知した父に無効の主張をすることを許さない旨定めたものであると解すべき。」)
(5)参院選・一票の格差
   選挙は違憲。無効とすることなく違法であると宣言するにとどめる。(15人中3人の反対意見)
[3]山本庸幸氏
(4)暴力団関係者がそのことを申告せずに「暴力団関係者お断り」のゴルフ場を利用したことは詐欺に当たるか
   当たらない。(多数意見)反対意見は[1](4)参照
(5)参院選・一票の格差
   選挙は違憲で一部の議員の当選は無効(15人中1人の反対意見)
[4]山ア敏充氏
(5)参院選・一票の格差
   違憲状態だが改正がされなかったことは国会の裁量権の範囲内(多数意見。「立法的措置ができるだけ速やかに実現されることが強く望まれる」と5人連名で補足)
[5]池上政幸氏
(5)参院選・一票の格差
   違憲状態だが改正がされなかったことは国会の裁量権の範囲内(多数意見)
詳しい比較表はこちら。私はパソコンでしか見た事がありませんが、スマホやケータイでは非常に見にくいと思います。
サイト管理者の私見:衆議院・参議院の「一票の格差」についての判決がありますが、全ての裁判官が少なくとも違憲状態と言っています。
改善されない責任は国会議員にあります。大きな責任を負うべき政党・党首を御自分で判断して関係議員に投票しないようお願いします。

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