五段ロジックの説明
五段ロジックの説明
特定の数字(N)で強リンク・(強リンクまたは弱リンク)・強リンクの連鎖を見つける。
一方の端のマスがNでなければ、リンクをたどって(Nでない)-N-(Nでない)-Nとなり、もう一方の端はNとなる。
すなわち、両端のどちらかは必ずNなので、両端と同じ行・列・ブロックに同じ数字があれば、その数字は候補から除ける。
このロジックは最短3リンクの連鎖で上記のように適用されるが、(強リンクまたは弱リンク)・強リンクのペアを追加することで
5以上の奇数個のリンクの連鎖で適用することもできる。
適用例:赤い線は強リンク、灰色の線は弱リンクです。
本サイト内の五段の問題で、「コンピュータに途中まで解かせる」の四段で解けるところまで解いた後で、「ワンステップ実行」をした場合(上記のNが2)

aのマスが2でないと仮定する。
  • aのマスとbのマスは一つの行(横方向の並び)で2が候補に残っている2つだけのマスなので、aのマスが2でなければbのマスが2である。(a、bの2の間に強リンク)
  • bのマスとcのマスは同じブロック(3×3の正方形)にあるので、bのマスが2ならcのマスは2でない。(b、cの2の間に強リンクまたは弱リンク、この場合は弱リンク)<
    以下、同様に
  • cのマスが2でなければdのマスが2である。(縦の列での強リンク)
  • dのマスが2ならeのマスは2でない。(ブロックでの弱リンク)
  • eのマスが2でなければfのマスが2である。(行での強リンク)
  • fのマスが2ならgのマスは2でない。(列での弱リンク)
  • gのマスが2でなければhのマスが2である。(ブロックでの強リンク)

すなわち、aのマスが2でなければhのマスが2である。

ところで、xのマスはaと(同じ列でもあるが)同じブロックにあり、hと同じ行にある。
だからxのマスで2を候補から消せる。

なお、この例ではb、eの2の間に弱リンクがあるので、abefghのチェーンでも五段ロジックが成立しますが、
このサイトのプログラムでは遠回りのabcvdefghのチェーンを先に見付けています。
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